ドラエモン周藤 ~夢見た幼少期に送る~

 

僕の机を10年ぶりに開けたら、そこには腐った周藤が入っていた。

僕はびっくりしておどけてみた。周藤は野太い低い声で僕、ドスウモンといった。

僕は夢かと思い、警察に殺人事件があって、と嘘をついたら5分後に10台のパトカーと

2台の救急車と何を血迷ったか霊急者が1台とバキュームカーが2台きていた。

 

これは現実だと思い、早速ドスウモンにポケットから道具を出してもらえるよう頼んだ。

するとドスウモンは僕を無視して、台所に向かい冷蔵庫を勝手にあけ、あさりだした。

次の瞬間、ドスウモンの頭が光り、ポケットの中を探りだした。

「………」 ドスウモンは無言で、うでわを出した。そして僕に渡した。

僕にうでわを渡すと、すごいあせった顔をして家を飛び出していった。

 

僕はしょうがないので、ドスウモンを追い家を出た。

そこにはさっき読んだパトカーらがあり、すごい人だった。僕は人の波をかきわけながら、進んだ。

するとうでわが光り近くにいた警察官のこめかみを僕の両手の指がつきささり、

僕の口がかってに「メ・ガ・ン・テ」と言った。

その瞬間、僕と相手の間に球状の光が生まれ、僕らを包み、原爆並みの爆発が起きた。

10秒後半径100mは焼け野原になった。僕は貧死だったけど生き延びていた。

 

するとドスウモンが空から、降りてきた。しかも僕の大好きなしずかちゃんの右肩に手を置いて、

何ともマフィアの愛人とでもいうべきか、しかもしずかちゃんは睡眠薬かなんかで眠らされていて、

僕の目の前で、しずかちゃんにワイセツな行為をしようとした。

 

僕は動けるような状況ではなく、泣きながら叫んだ。

すると、しずかちゃんが目覚め、背中のファスナーから、

光浦端子が僕に抱きつき、キスされて、僕のファーストがうばわれた。

僕はもう、心も体もボロボロで、ドスウモンを憎み始めた。

ドスウモンは笑いながら「こんな僕は嫌いですか?」とほざいた。僕はかんにん袋の緒が切れた。

僕の死んでいた細胞がCO2により、活生化され、対ドスウモン用に新発売された。

 

僕はポケットからコンパクトをとりだし、開いて、

「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン」と、唱えた。そして白い煙が下からこみ上げ、

僕は以前からの変身願望と共に新しく新アルプスの少女ハイジ化した。

そして僕はドスウモンに持っていたリンゴを投げつけて、犯行声明と同時に送りつけた。

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